Thursday, May 18, 2017

イーブンスペーシング

今日はスペーシング(間隔取り)について話したいと思います。確かみんなアニメーションの本やアニメーション学校で習ったことがあると思うんですけど、CGアニメーションでは悪いスペーシングになりやすいです。「悪い」というより「イーブンスペーシング」というんです。キーポーズとキーポーズの間に何もしないとイーブンスペーシングになるんです。たまにイーブンスペーシング欲しいけど、大体は良くないです。つまらないです。英語でよく言うんですけど、”Your spacing is too even." 「このスペーシングは平坦過ぎるよ」 。意味は全ポーズの間隔取りは同じです。

上のイメージでキャラクターの頭は左から右に回ってます。Slow In(スローイン)と Slow Out(スローアウト)ちゃんと入ってるけどその間のポーズの間隔は大体同じです。本当はポーズを付けってないので、パソコンが繋げてくれてるだけです。2Dアニメーションで考えたら、間の絵を書いてない状態です。

ですから、スローインとスローアウトのポーズの間にも ポーズ付けなくちゃいけないです。下のイメージで見てください

微妙に違うんですけど、スローインの後はkeyを入れて、もうちょっと大きいスペーシングになってます。下の動画で頭の動きを両方見えます。スペーシングを分かりやすいように鼻をトラッキングしています。自分のアニメーションを作るときもこれがお勧めです。

Smurfs ビデオレファレンス

この間Smurfs: The Lost Villageの作ったショットをアップしましたから、今回はどうやってアニメーションを考えたか見せたいと思います。僕はあんまり絵を描く人じゃないので、ビデオレフレンスを使っています。

ピッタリ合わせるじゃなくて、演技のアイデアとかポーズや動き方の為に使ってます。結局、アニメーションがレファレンスと似てるばいもあるし、結構違うばいもあります。僕がMayaで始まってから違う風にしようと決まるか、リードやSVや監督は違う動き欲しいっという理由もあります。

是非ビデオを見てください。質問があれば下にコメントしてください。